”自然”と”都会”が融合する南アフリカ・ケープタウン (1) 世界遺産内にある広大な植物園
2010年に開催されたFIFAワールドカップで世界中から注目を浴びた南アフリカ・ケープタウン。
ヨハネスブルグに次ぐ南アフリカ第2の都市として観光を中心に栄え、喜望峰をはじめテーブルマウンテンなど豊かな大自然が広がる。
また、ケープタウンの中心部にあるV&Aウォータフロントは、地元の人にも人気の一大ショッピングコンプレックス。
ショップ約450軒にレストラン約80軒、ホテル10軒、さらには映画館や水族館、博物館などが集まる。
そして、ケープタウンの東側一帯にはブドウ畑が広がっており、近年日本でも急激に知名度を上げている南アフリカワインの産地となっている。
2004年、ユネスコ世界遺産に登録された「ケープ植物区系保護地域」。
ケープ半島から東ケープ州西端まで約55万haの広大な地域一帯が同植物区となっており、その中に「カーステンボッシュ国立植物園」もある。
528haの園内では国花プロテアやエリカといった珍しい品種を見ることができ、その他南アフリカの植物が固有種を含め7000種以上集められている。
世界遺産の中にある植物園。
なんとも珍しい。
テーブルマウンテンの中腹に広がるこの植物園はその広大さにも驚くが、見たこともないような花々に囲まれ、1日いても飽きない。