恋愛勝ち組になる! (13) 小遣い制で自由も奪われ……なんのために結婚したんだっけ?
いつの時代も恋に悩める男女は多いもの。
ここでは、弊誌人気連載「理系のための恋愛論」の酒井冬雪先生が、皆さんの恋愛に関する悩みにお答えします。
恋愛に悩んでいる人、まずは先生に相談してみましょう! 結婚3年目の33歳男性です。
妻は29歳です。
30を目前にし、「そろそろ結婚を……」と思っていた私は、知人の紹介で妻と出会い、約10カ月の交際期間を経て結婚しました。
まだ子どもはいません。
しかし、最近ふと考えることがあります。
周りが結婚していくので自分も焦って結婚しましたが、果たして結婚する必要はあったのだろうかと。
結婚しなければ、それはそれで後悔していたかもしれませんが、今は独身時代のように好き勝手に旅行や買い物をすることもできず、マイホーム&子育て資金として毎月毎月せっせと貯蓄をしています。
家を買ったり、子供ができたりすれば張り合いも出るのかもしれませんが、自由を奪われ、貯蓄だけに精を出す日々に、「何のために結婚したんだろう」という気持ちになります。
元々、好きでたまらなくて結婚したわけではなく、「結婚するならこういう女がいいのだろう」と思って選んだ相手でもあり、そういった事情も今の気持ちにつながっているのかもしれません。