「投資」に一歩踏み出すための”ハードル”とは? 男女3人がガチンコ座談会
吉本 : 自分がよく分からないままお金が減っているというのが嫌、というのがあります。
元本割れしないためにいちいち値動きなどをチェックするのも少し面倒に感じます。
大下 : FXなどで「損切り」が大切なのは分かっていてやったこともありますが、やはり元本が減るのは嫌でしたね。
――では、元本割れしない金融商品である「預貯金」については、今の利息は満足がいくものと感じていますか?和田 : 預貯金に関しては、最初から増えるとは思っていなくて、家に現金を置いているのが怖いから銀行に置いている、という感覚です。
吉本 : 現在の利息に満足はしていませんけど、使った分だけ減っていくというのは分かりやすいかな、と思っています。
――「預貯金」に次いで安全資産といわれている「個人向け国債」は、投資対象としてどうですか?吉本 : 国債には「投資」というイメージはなく、貯金の延長でしかないという考えです。
大下 : 何もせずにただ置いておくということであれば、例えば変動10年で年利0.64%なら、200万円買っておけば1年で1万円と少し利息も付くので、好きな物が1個買えるなって感じで、預貯金よりはいいかもしれません。