昭和の残像 鉄道懐古写真 (47) 青梅線の石灰石輸送「専貨」の主だったED16
その後、旧型国電なき青梅線で注目されたのが、石灰石輸送の主、旧型電気機関車ED16が牽引する貨物列車でした。
当時、青梅線に運転されていた貨物列車のほとんどが、奥多摩で産出される石灰石を輸送する「専用貨物列車」、通称「専貨」と呼ばれていました。
「専用貨物列車」とは、拠点間を結び他の駅には停車しない、直行便の貨物列車です。
青梅線「専貨」の場合、奥多摩発の上り列車は石灰石が満載。
逆に下り列車の積み荷は空で、ホッパ貨車の返却という片輸送でした。
当時、この貨物列車はED16が牽引するのはもちろん、運転本数が多いことも特徴でした。
奥多摩発の上り列車は、南武線浜川崎行が9本、拝島から八高線経由高麗川行(拝島からDD51牽引)が5本、合計14本も設定されていました。
解結貨物列車も立川~奥多摩間で2往復ありました。
この列車密度の濃さが、休日になると素敵な出会いを演出してくれました。
お相手は休日に運転された中央線~青梅線直通「特別快速」です。
休日に臨時の直通特快が運転されると、貨物列車のダイヤが一部変更され、平日では見ることのできない貴重な交換シーンが出現しました。
ED16は、1931(昭和6)年から18両製造された中型電気機関車。
中央線や上越線で活躍し、一部車両は関西の阪和線にも転属しましたが、その後、1970年頃までに全機が立川機関区に集結し、おもに青梅線・南武線で活躍していました。
長年にわたり石灰石輸送に従事しましたが、製造から52年を経た1983年3月、ついに引退となりました。
ED16引退後、青梅線の石灰石列車はEF15やEF64が牽引しましたが、1998年8月にトラック輸送に切り替えられ、およそ100年におよんだ青梅線の石灰石輸送にも終止符が打たれました。
【拡大画像を含む完全版はこちら】
提供元の記事
関連リンク
-
new
「もう白髪は染めない」53歳・品川祐、“グレーヘア”披露に反響「似合います」「シブくて素敵です」
-
new
週末に義母から「今すぐ来て」行ってみると…→嫁を【無料の家政婦】扱い!?終わらない指示出しに疲労困憊
-
new
『ミス日本コンテスト2026』野口絵子さんがグランプリとミス日本「海の日」のW受賞 涙で語るアルピニストの父・野口健氏への想い「一緒に山に登るようになって、心が繋がっているなと感じています」
-
new
「おい、どうした!?」突然リビングで倒れた妻!?夫が即119番通報した結果⇒“救急隊員の一言”に衝撃を受けた話
-
new
義実家の食卓で…嫁だけステーキなし!?帰宅中、夫に相談すると⇒まさかの”回答”に絶望した話