学園都市線、北海道医療大学駅まで6/1電化 - 札幌圏に新型車両733系も導入
JR北海道は14日、学園都市線(桑園~新十津川間)のうち、札幌圏で唯一の非電化区間となっていた桑園~北海道医療大学間(28.9km)を6月1日より電化すると発表した。
これにより札幌~北海道医療大学間の列車の約7割が電車となり、札幌~石狩当別間の所要時間は最大9分短縮される。
10月には、札幌~北海道医療大学間の列車をすべて電車化する計画だ。
同社はこれに合わせて、学園都市線を含む札幌圏(小樽~札幌~滝川間、札幌~新千歳空港・苫小牧間)に新型通勤電車733系・735系を投入。
733系は6月に18両、10月に残り18両の計36両を導入予定だ。
同車両はステンレス鋼製、オールロングシートで、定員439人(座席数148)。
最高運転速度は時速120km。
現在運行している通勤電車731系より客室床面が10cm低く、ノンステップで乗降できる。
車体幅は従来の車両より約9cm広く、客室スペースの拡大により混雑緩和を図れるとしている。
さらに、従来よりスペースを拡大した車いす対応トイレや車いすスペースも設けるとのこと。
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