トヨタ「86」オーナー必見、これが話題の「社長ドリフト」だ!
「あの言葉以来、ゴルフの時間を割いてハンドルを握っていますよ」。
年間200台ものクルマに試乗し、自社のモータースポーツイベントでも、ドライバー”モリゾウ”としてファンと交流しているという。
「ハンドルを握れば、クルマと対話できる。
道を理解できる。
そしてお客様に近づく。
私にとって大切な時間です」と彼は語る。
トヨタは「86」の販売に際して、専門ショップ「AREA 86」の開設など周到な準備を進めているところだ。
それはエコカーやユーティリティビークルなどの現在のクルマのトレンドに対し、マイナーであろうスポーツカーの復権へチャレンジするためだ。
トヨタが送り出す新しいスポーツカーに、ユーザーは敏感に反応した。
彼らはスポーツカーを渇望していた。
ただし、スポーツカーユーザーのクルマ選びは厳しい。
値段や機能・性能も大事だ。
しかしそれ以上にメーカーの本気度を重視する。
一方、トヨタほどの大企業では多数の商品ラインアップを抱えており、1車種に対する本気度は伝わりにくい。
しかし、「86」開発チームは本気でスポーツカーを創り上げた。
その本気度を伝える存在が”モリゾウ”氏である。