ANAに新プレミアムエコノミー登場 - 機内食を格上げして新シートを設置
全日本空輸(ANA)の国際長距離便でプレミアムエコノミーの新しいサービスがスタートする。
まず、6月1日からは成田 - シカゴ・ワシントンD.C.・ミュンヘン、羽田 - ロサンゼルスで、従来の食事のサービスにスパークリングワインとスープのサービスが加わる。
また9月以降、成田 - ニューヨーク・ロサンゼルス・ロンドン・フランクフルト・サンフランシスコ・パリ線に、新しいシートを使ったプレミアムエコノミーを順次設置。
エコノミークラスの最前方に、通常のエコノミーから独立した24席のみのプレミアムなスペースが誕生する。
新しいシートは、座席幅(肘掛間)を19.3インチ(49cm)まで広げ、重厚感のある座り心地。
クライニング角度も114.5度と従来のシートより3cmあまり深くなった。
シートピッチ(座席の前後間隔)はエコノミークラスより10%広い38インチ(96.5cm)。
TVモニターも10.6インチとワイドになり、タッチパネル操作が可能だ。
PC電源、USBポート、i-podコネクターも各座席に装備。
パーソナルライト(読書灯)や肘掛のカクテルトレイなど、見た目にもプレミアム感があるシートになった。