ANAグループ、2012年4月以降国際線貨物の燃油サーチャージを値上げ
全日空(ANA)グループはこのほど、国際線貨物における「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」の運賃額改定を国土交通省に申請した。
燃油サーチャージは、同グループでは航空燃料市況価格に基づき毎月見直される仕組みになっている。
今回、2月の同価格の1カ月平均が1バレルあたり132.46米ドルに達する状況となったことを受け、4月以降の発行分を見直すこととなった。
改定後の1kgあたり運賃額は、長距離路線(日本 - 北米・欧州・中東など)で141円。
現行料金より7円の値上げとなる。
遠距離アジア(日本 - シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシアなど)で97円(現行94円)、近距離アジア(日本 - 韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなど)で81円(現行79円)となっている。
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