くらし情報『BASELWORLD 2012 - セイコーの世界初ソーラーGPSウオッチ「アストロン」』

BASELWORLD 2012 - セイコーの世界初ソーラーGPSウオッチ「アストロン」

BASELWORLD 2012 - セイコーの世界初ソーラーGPSウオッチ「アストロン」
スイス・バーゼルで開催された「BASELWORLD 2012」にて、セイコーはGPSを搭載することで世界中のどの地域でも現在地の時刻を取得する世界初のソーラーGPSウオッチ「ASTRON(アストロン)」を発表した。

発売時期は2012年9月下旬で、世界同時発売の予定。

「アストロン」の名は1969年12月、セイコーが世界に衝撃をもたらしたクオーツ時計「クオーツアストロン」にちなむ。

クオーツ技術による高精度化で腕時計の歴史を塗り替えたかつてのアストロンが、じつに40年以上の歳月を経て、ついに標準電波受信の可否を問わない世界の39のタイムゾーンに対応するという快挙を成し遂げたのだ。

たとえ時差やタイムゾーンを知らずとも、ユーザーはボタン操作ひとつで、いつでも正確な時刻を知ることができる。

腕時計に搭載できるウェアラブルなGPSユニットは、携帯電話などで5,500万台以上の累積出荷台数実績を持つセイコーエプソン製のモジュールをベースにカスタマイズ。

約5分の1まで省電力化を推し進め、小型・高精度・低消費電力のソーラーウオッチ向けGPSモジュールを新たに開発した。

このGPSモジュールと衛星からの微弱なシグナルを高感度で受信する新構造の小型アンテナなどを組み合わせ、正確な位置情報に基づく時差修正と大幅な消費電力の低減などの先進機能、そして腕時計に求められる装着感や美しさなどの感覚的な要素を両立している。

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