生徒は先生の言葉より涙にぐっとくる……卒業生の本音に迫るアンケートを実施
eラーニング教材「すらら」を展開する株式会社すららネットは、小学4年生~高校3年生までの男女244名を対象とした「小中高生の卒業式に関する意識調査」を行ったと7日発表した。
「すらら」利用者がログイン画面で回答する形式の調査で、2月3日~28日に実施された。
今年の卒業式で歌う歌の1位に輝いたのは「旅立ちの日に(埼玉県秩父市立影森中学校教員)」。
同曲は影森中学校の校長と音楽教諭によって91年に作られた合唱曲で、これまでも多くのアーティストがカバーしてきた。
本年2月にはアイドルユニット「さくら学院」がカバーしたことで再び脚光を浴びているものと推測される。
また、「卒業する時の感情」についての質問では、卒業生は卒業することが「うれしい」(52.1%)など、全体的にポジティブな感情を抱いている傾向がある。
未来に対する不安よりも将来への期待感のほうが大きいことがうかがえる。
これに対し、在校生は「寂しい」(42.7%)といったネガティブな回答が上位となった。
「卒業する時に感謝の言葉を贈りたい相手」についての質問では、「担任の先生」と「友達」が53.3%、次いで「親」(51.2%)