耳で読書。満員電車で本が読めるソフト「通勤楽習」が登場
アメディアは3月28日、本をスキャンして音声化できるソフトウェア、オーディオブック・クリエーター「通勤楽習」をビジネスマン向けに発売する。
「通勤楽習」は、ビジネス書などをスキャナで取り込むことで文字認識をし、その内容を合成音声でのMP3形式の音声データに変換する。
作成した音声データを携帯型音楽プレイヤーに転送することで、満員電車の中でも耳から聴いて読書を楽しむことができるようになる。
家庭用のプリント複合機のスキャナなどで、今まで読んだ箇所の続きの部分や、繰り返し読みたい部分などをスキャンして音声データ化しておけば、本を広げにくい通勤中の満員電車でも手軽に読書を音声で楽しめる。
10ページのスキャンならおよそ5分ほどで音声データを作成でき、その後は好きなときに「聴く読書」が可能に。
同社では従来より、視覚障がい者向けに印刷物や本を音声で読み上げる機器を開発、全国の図書館などの公共機関に販売しており、その技術を活かし一般ビジネスマン向けに「通勤楽習」を製品化した。
通勤時間を勉強のために使いたい多忙なビジネスマンにとっては、注目の商品となりそうだ。
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