「ピムコ・グローバル債券ファンド」、ゆうちょ銀の新サービス第一弾商品に
同ファンドは、ゆうちょ銀行が新たに開設する会員制オンラインサービス「ゆうちょ投信WEBプレミア」の第一弾商品として、5月7日から販売を開始することが決定している。
「ピムコ・グローバル債券ファンド」は、主に日本を除く先進国の高格付債券(ソブリン債、モーゲージ債、投資適格社債)および新興国の米ドル建てのソブリン債を投資対象とし、基本投資比率を先進国債券と新興国債券で50%ずつとする。
かつては「安定的で安心」と捉えられていた先進国の中では、近年、財務問題が顕在化した国もある一方、「成長ポテンシャルはあるけどリスクも高い」というイメージであった新興国の中には、潤沢な外貨準備や健全な財政力を持つ国も出てきている。
今回の「ピムコ・グローバル債券ファンド」では、これからの世界経済の成長をけん引すると予想される新興国の投資比率を50%にすることで、リスク分散を図りながら魅力的な利回りを追求する、債券ファンドの定番商品になるような商品設計を目指しているという。
(※上記は、「PIMCO グローバル債券ストラテジーファンドJ(JPY)」を50%、「PIMCO エマージング・マーケット・ボンド・ファンド」を50%の割合で合わせ持った場合の2012年1月末現在の比率。
上図は過去のものであり、実際の組入れを示唆するものでも将来の運用成果を約束するものではない)。
為替ヘッジありのコースは、外債ファンドに付随する為替変動リスクを低減しながら、インカムを中心とした債券本来の安定性を追求する。
また為替ヘッジなしのコースは、為替変動リスクを取りながらも、外国債券の相対的に高い利回りを狙う。
同ファンドが投資する外国投資信託においては、債券運用最大手の一社である米国のPIMCO(パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー・エルエルシー。
以下、ピムコ)が運用を行なう。
これは日興アセットが外部運用会社の運用力を活用する「ワールドシリーズ・ファンド・プラットフォーム」を活用したもので、債券運用において実績のあるピムコと、日興アセットのコラボレーションにより実現した。【拡大画像を含む完全版はこちら】