くらし情報『ニキビ治療は病院で。日本の病院受診率はフランスの半分以下』

ニキビ治療は病院で。日本の病院受診率はフランスの半分以下

ニキビ治療は病院で。日本の病院受診率はフランスの半分以下
22日、虎の門病院皮膚科部長の林伸和医師を中心にニキビの予防・治療に関する啓発活動を行う「ニキビ治療推進委員会」が発足され、同日、同委員会が主催する「女性のためのニキビ対策セミナー」が開催された。

まずは、林医師より、女性の悩みの一つである「隠れニキビ」と「近年のニキビ治療」についての講演があった。

それによると、赤く炎症を起こす前の白いニキビを隠れニキビと呼んでいるが、その段階で治療を行う人は少ないという。

林伸和医師が実施した調査(N=793)によると、ニキビ患者がニキビにどう対応するかという質問に対しては、「薬局で薬を買う(254人)」がもっとも多く、次に「肌の手入れ(247人)」、「自分でつぶす(184人)」となっており、「何もしていない」と回答した人は、159人にものぼった。

また、日本人は海外と比較しても病院で治療をする割合が少ない。

ニキビ患者を100とした場合、病院で実際に受診している割合は、フランス41%、イタリア39%、韓国29%、アメリカ23%、ドイツ20%なのに対して、日本は19%と相対的に低くなっている。

林医師は「近年のニキビ治療法は、抗生物質とアダパレンという薬を処方する治療法が確立しています。

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