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世界的な富の流れがアジアへ

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世界的な富の流れがアジアへ
米シティグループと英不動産ブローカーのナイト・フランクが発表した「2012年ウェルス・レポート」によると、1億米ドル(約83億円※)以上の可処分資産を持つ富豪の人口が、2011年において初めて、アジアが北米を抜いたことが明らかとなりました。

北米の富豪の人数が1万7,000人、西欧が1万4,000人であったのに対し、アジア(中国や日本、東南アジア)の富豪の人数は1万8,000人となりました。

また、2016年には、アジアが2万6,000人、北米が2万1,000人、西欧が1万5,000人になるとの見方が示されました。

また、同レポートでは、2050年の世界のGDP総額上位10ヵ国の予想も示されました。

現在においてもアジアをはじめとした新興国の存在感は高まっていますが、2050年においては、上位10ヵ国に入る先進国は米国と日本のみという予想となるなど、現在の新興国が世界の中心的な役割を担う時代になるとみられています。

特に、インドや中国の経済規模は、現在の日本の20倍程度、米国の6倍程度になると予想されており、両国は、圧倒的な存在感を示しながら世界経済を牽引する力強い成長を遂げていくもの考えられます。

なお、米フォーブス誌が今年3月に発表した「億万長者が住まう都市トップテン」においても、アジアの都市は、香港(中国)、ソウル(韓国)、ムンバイ(インド)の3都市がランクインしており、富豪の人数や集中地域などからは、現在の世界的な富の流れがアジアへと向かっているように見受けられます。

こうした富の流れや将来の経済規模に象徴されるように、世界経済の「重心」は着実にアジアに向けて移動していると考えられ、金融市場においても、「アジア」が中心的な存在になっていくものと期待されます。


(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。

)(2012年3月29日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。

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