「妊活授業」開講! - 「女子学生のためのライフプランニング講座」開催
それが初潮を迎える思春期には30万~40万個に減少する。
しかし、講義前に行われた妊娠についてのクイズでは、卵子が作られるのはいつかという問いに対し、約7割以上の学生が「月経開始の前の週」と回答。
自分の体について、正しく理解している学生は少ないのが現状だ。
日本はOECD加盟国の中では、女性の第一子出生時の平均年齢が高いことも指摘。
年齢別に排卵と妊娠率の関係をみてみると、19~26歳では50%、加齢が進むごとに減少する。
また、卵子の劣化や不妊治療に関する現状を、データを見せながら解説した。
「寿命が延びたといわれていますが、妊娠できるタイミングは変わりません。
1年でも早く妊娠・出産に向けて行動することは、不妊治療よりも効果があります」(齊藤氏)「『婚活』時代」などの著書を持つ白河氏は、女性のライフプランニングについて説明した。
女子学生の親世代といまでは、ライフスタイルが大きく変化していることを指摘する。
親世代の若いころは、学校卒業後に就職し、結婚・出産を機に退職、子育てが落ち着いたころに復職するという、「人生のベルトコンベア」ともいえる流れが主流だった。