銀行トリビア (3) クレジットカードに有効期限があるのに銀行キャッシュカードにないのはなぜ?
一方、クレジットカードはカードの表面に書かれているとおり、有効期限があります。
ネットショッピングなどでクレジットカード払いをするときは、カード番号と一緒に有効期限を入力するし、有効期限が近づくと、カード会社から新しいカードが送られてきますよね。
キャッシュカードとクレジットカード、形は同じですが、その仕組みはまったく違います。
クレジットカードの裏面をよく見てみると、小さい字で「このカードの所有権は株式会社○○(クレジットカード会社の名前)にあり、貸与・譲渡・質入れすることはできません。
」と書いてあるように、クレジットカードは自分のものではありません。
クレジットカードで買い物をする場合、カード会社がカードの利用者に代わって代金を立て替え払いをする形になります。
そのためカード会社としては、その立替金を利用者があとできちんと払ってくれないと困ります。
そこで、新規にカードを作る申し込みがあったときは、その人に支払い能力があるかどうかを審査しますし、カードを発行したあとも、支払い状況をチェックしています。
もし、カード代金の支払いがたびたび遅れたりすれば、カードの利用限度額を引き下げたり、カードの利用を停止したり、カードを回収したりできます。
それに対してキャッシュカードは、自分の口座から自分のお金を引き出すために使います。
したがって、カードは口座の名義人のもの。
口座を閉鎖しない限り、ずっと同じキャッシュカードが使えるというわけです。
ひところ金融機関の合併が続いて、気づいたら利用していた銀行の名前が変わっていたということもあるでしょう。
そのようなケースで、キャッシュカードが古い銀行のときのままでも、新しくなった銀行のATMで使えます。
ただし、通帳は銀行ごとに仕様が違うので、使えないことが多いようです。
最近、休眠口座の預金を政府が活用するということが話題になっています。
自分の預金が気づかないうちに失われていた、といったことがないよう、一度身の回りを整理して、古い通帳がないか探してみるといいですね。
見つかったら早めに銀行の窓口へ持っていって手続きしましょう。キャッシュカードは期限なくずっと使えるとはいうものの、昔のキャッシュカードは磁気ストライプ式です。
今はそれより偽造されにくいICカードが主流になっていて、さらに高セキュリティーの生体認証のカードも登場しているので、磁気ストライプの古いキャッシュカードを持っていたら、ICカードや生体認証カードに切り替えておくと安心です。
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