銀行トリビア (3) クレジットカードに有効期限があるのに銀行キャッシュカードにないのはなぜ?
言われてみて気づく人も多いと思いますが、銀行のキャッシュカードに期限はありません。
一方、クレジットカードはカードの表面に書かれているとおり、有効期限があります。
ネットショッピングなどでクレジットカード払いをするときは、カード番号と一緒に有効期限を入力するし、有効期限が近づくと、カード会社から新しいカードが送られてきますよね。
キャッシュカードとクレジットカード、形は同じですが、その仕組みはまったく違います。
クレジットカードの裏面をよく見てみると、小さい字で「このカードの所有権は株式会社○○(クレジットカード会社の名前)にあり、貸与・譲渡・質入れすることはできません。
」と書いてあるように、クレジットカードは自分のものではありません。
クレジットカードで買い物をする場合、カード会社がカードの利用者に代わって代金を立て替え払いをする形になります。
そのためカード会社としては、その立替金を利用者があとできちんと払ってくれないと困ります。
そこで、新規にカードを作る申し込みがあったときは、その人に支払い能力があるかどうかを審査しますし、カードを発行したあとも、支払い状況をチェックしています。