理系のための恋愛論 (438) ”違うキャラ”を無理に演じて疲れていませんか
新しい出会い、新しい人間関係、これまでの自分をリセットして、違う自分で勝負してみたい! そんなふうに考えて、ちょっと違うキャラを演じてみたり、いつもの自分ならしないような行動を取ってみたりしたあげく、何だかとっても疲れてしまった。
そんな人が出没しはじめるのがこの時期です。
男性というのは、大変な生き物だなぁと思います。
理想の男性像、女性から人気の高い男性像というものを少し考えてみてください。
たぶん、女性だけでなく男性もほとんどの人が、同じようなことを頭に浮かべるはずです。
リーダーシップがあり、積極的
明るくさわやかでハキハキしている
アウトドア志向
運動神経がよく、男らしい
社交的で、老若男女から人気がある
こんな男性、世の中にはあんまりいないのに、いいえ、いないからこそ、理想の男性像は「こういうもの」と誰もが思い込んでしまうのかもしれません。
そして、それなら自分にないところを補ってみようと努力する男子が後を絶たないみたいです。
しかし、人見知りな男性が急に誰にでも声をかけてみたりすると、何だかぎこちなく不自然になってしまい、リーダーシップというよりは縁の下の力持ちタイプが先頭を切ってイベントを企画しても人が集まらずかえって落ち込んでしまい……と、人間関係はなかなかうまくはいかないものです。