「患者誤認の経験」を調査、医師の半数近くは経験なし-MedPeer
メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」にて、会員医師を対象に「患者誤認の経験はありますか?」と問う調査を実施した。
調査手法は「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチで、調査期間は3月5日~3月11日、有効回答数は 2,658件。
「患者誤認の経験はありますか?」という問いに対して、47%が「一度もない」と回答した。
「同姓同名の方はPC画面にアラートがでる」「タイムアウトを励行している」「長く来ている人が多く、顔と病名をだいたい把握している」というコメントがあった。
「年に一度くらいある(複数回経験している)」は27%。
最も多いのは、違う患者が間違って診察室に入ってくることで、高齢者、認知症や難聴の患者、兄弟姉妹、双子、同姓同名などが多い。
患者の勘違いや認知度もあるので、「フルネームで呼んでも完全には防げない」という意見も。
誤認を防ぐための対策は、「患者さん自身に名乗ってもらう」「電子カルテに顔写真を張り込む」など。
また、電子カルテの場合、「複数の患者の画面を同時に表示しない」ことで誤入力を回避している。
「MedPeer」