子連れ旅行に知っておくと便利な10のコツ (1) 機内での過ごし方にはこんなコツが
もうすぐゴールデンウィーク、子供を連れての旅行やお出かけをご予定の方も多いかと思います。そこで今回は、ゴールデンウィークや夏休みに役立つ、子連れ旅行に知っておくと便利な10つのワザをご紹介します。
こんにちは、旅の口コミサイト「トリップアドバイザー」の三橋です。
もうすぐゴールデンウィーク。
子供を連れての旅行やお出かけをご予定の方も多いかと思います。
そこで今回は、ゴールデンウィークや夏休みに役立つ、子連れ旅行に知っておくと便利な10つのワザをご紹介します。
トリップアドバイザー 広報 三橋竜二
新聞記者、雑誌編集者を経て、フリーのトラベルライターに。
アジアや太平洋の島々を中心に旅行雑誌やガイドブックなどで執筆。
2009年より、トリップアドバイザーで広報を担当。
旅の楽しさを伝えるために、日々データと格闘中。
夢は「イースター島に行くこと」。
子供連れの旅行で大きな不安が飛行機。
長時間座席に座ったまま過ごさなければならない機内は、子供にとって窮屈で退屈なものです。
子供の退屈を紛らわす工夫も大事ですが、できるだけ機内にいる時間を少なくすることが第一です。
まずは、乗り換えなしでできるだけ短時間の旅先を選ぶこと。
また、子供連れだと優先搭乗させてくれることもありますが、離陸までの時間が長くなり、子供が退屈する原因にも。
例えばお父さんに荷物を持って先に搭乗してもらい、お母さんとお子様はギリギリに搭乗するというのも一つの方法です。
行き先選びには、日本からの直行便の行き先を距離別に一覧したこちらのインフォグラフィックをぜひご活用ください。
機内の時間を退屈させないために、普段は制限しているお菓子やおもちゃを解禁し、思いきり大サービスしてみるのも有効です。
空港のキオスクで、例えば300円分のお菓子を子供たちに選ばせてお母さんがキープしておき、飛行機に乗ったときに手渡してあげたり、大好きなキャラクターの新作アニメのDVDやほしがっていたゲームソフトをあらかじめ購入して離陸後の解禁を約束しておけば、子供たちも少々の窮屈をきっと我慢できるはずです。
ホテル選びのチェック項目にプールの有無をぜひ追加してください。子供たちの有り余るエネルギーを発散させるためにも、何度でも無料で利用できるプールは、お父さんお母さんの強い味方です。
子供の年齢によっては子供用プールの有無もチェックしておくとベターです。
ある程度の年齢の子供なら、旅行の計画時からぜひ参加させてあげてください。
例えばガイドブックやパンフレットなどの資料を渡して、日程の中の半日、または1日の予定をまかせてみるのもいいかもしれません。
自主的に調べる事で、旅先への興味が断然強まり、結果としてより旅を楽しめるはずです。
もちろん将来自分自身で旅行をする際の練習になるのは言うまでもありません。
旅行のプランの際には、「子供が何を好きか」を考えるのも重要ですが、それ以上に「子供が何を嫌いか」を考えておくことが重要です。
たいていの子供は、黙って列に並んだり、静かに見学させられるのが好きではありません。
それが重要な展示物かどうかなんて無関係。
子供は自分で何かをする方が好きなのです。
ガラスケースに収められた美術品を鑑賞するより、自分で絵付けできる焼き物体験の方が子供にはきっとウケがよいはずです。
旅先で、子供にデジカメを渡して自由に撮影させてあげましょう。
もちろん最新式の高級機種である必要はないですが、子供向けの製品よりは普通のデジカメ(お古でも充分)の方がきれいに撮影ができます。
ただし何を撮ろうと、撮影禁止の場所でない限り一切とがめないこと。
景色そっちのけで、自分の靴ばかり撮っていたとしても、それが楽しいならいいのです。
【拡大画像を含む完全版はこちら】