ホンダ、新開発150ccエンジン搭載の新型軽二輪スクーター「PCX150」を発表
本田技研工業は20日、原付二種スクーター「PCX」をベースに新開発の150ccエンジンを搭載した新型軽二輪スクーター「PCX150」を、6月7日に発売すると発表した。
価格は32万9,700円。
同車は、原付二種スクーターPCXのコンパクトなサイズと手頃な価格はそのままに、”ゆとりある動力性能と環境性能の両立”をキーワードに開発。
PCXの特徴である、アイドリングストップ・システムの搭載、前・後輪に14インチの大径ホイール採用による走行安定性、後輪ブレーキ(左レバー)の操作だけで前輪にも制動力が配分される同社独自のコンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)の搭載、容量25Lのシート下収納スペースなどの使い勝手の良さを継承している。
エンジンは、耐久性と静粛性、燃費性能を高めた新開発のスクーター用グローバルエンジン「eSP」(イーエスピー)シリーズの150ccエンジンを搭載。
同エンジンは、軽量・コンパクトな水冷・4ストローク・単気筒150ccエンジンで、多岐にわたる低フリクション化の実施により、49.0km / L(60km / h定地走行テスト値)という燃費性能を実現している。
また、マフラー内には触媒装置(キャタライザー)を設け、国内二輪車排出ガス規制に適合させている。
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