犬の椎間板ヘルニア、犬を飼育していない人は「知らない」7割
エルムス動物医療センターは、現在犬を飼っている全国の20代から60代までの男女9,142名、および現在犬を飼っていない男女400名を対象に、「犬の椎間板ヘルニアに関する意識調査」を行った。
同調査は、2012年2月17日~2月22日に、インターネットアンケートにより実施。
調査では、現在犬を飼っている人のうち、犬が椎間板ヘルニアを発症することを知らない人は33.4%という結果に。
犬を飼っていない人では、7割以上の人は犬の椎間板ヘルニア発症については知らないという結果が出た。
犬種別に椎間板ヘルニアの発症及び疑いの経験率を見てみると、人気犬種のミニチュア・ダックスフントは25%。
ミニチュア・ダックスフントの4匹に1匹が、椎間板ヘルニアを発症やその疑いを経験しているという結果になった。
これは犬全体の3倍以上の数値となっている。
「犬の椎間板ヘルニア」は突発的で進行が早く、発見と治療が遅れると、麻痺が残ったり、歩けなくなったりするほか、最悪の場合は命の危険も伴うという。
エルムス動物医療センターの早田明院長は「発症率のばらつきはあるものの、全ての犬種に発症の可能性がある。
犬を飼う全ての方が知ってほしい」とコメントしている。
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