がん治療で脱毛経験者の9割以上が「ウィッグ着用」を検討 - アデランス調べ
株式会社アデランスは、2012年2月に調査機関を通じて全国の乳がん患者を対象に「理容・美容関連のサービスに関するアンケート」を実施した。
調査によると、治療で脱毛を経験した際に、検討した脱毛の対処方法について「ウィッグ(かつら)をつける」が92.3%と、「帽子をかぶる(95.5%)」に次いで多い結果が出たことが明らかとなった。
調査によると、対象となったがん患者(30歳以上の乳がん患者155人)に対して行った調査では、「乳がん治療に際しての悩みや不安」を抱く点についての質問では「完治する可能性」が71%と第1位。
続いて「脱毛があること」が64.5%、「治療費の捻出」が58.1%だった。
また、がん治療の際に脱毛を経験した人に、検討した脱毛の対処方法を聞いたところ「ウィッグ(かつら)をつける」が92.3%。
「帽子をかぶる(95.5%)」に次いで多い結果となった。
実際に行った対処方法については、「ウィッグ(かつら)をつける」が81.3%で、検討した対処方法と同じく「帽子をかぶる(87.1%)」に次いで多い結果となっている。
現在、同社では全国に病院内美容室を展開し、髪を通じた「心の健康」