日興AM、「財産3分法ファンド」に新たな投資対象として”高金利海外債券”追加
日興アセットマネジメントは11日、「財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型」(以下、「財産3分法ファンド」)について、世界経済の環境変化などを勘案し、インカム収益の獲得機会を拡げながらさらなる分散投資を図るため、投資対象の一部である「海外債券部分」において、新たに世界の高利回り国のソブリン債券に投資するファンドを追加したと発表した。
実際の組み入れは、2012年6月1日より開始する。
また、「財産3分法ファンド」の2012年4月期の決算において、分配金額(税引前1万口当たり)を70円から50円へ引き下げることとした。
日興アセットでは、今回の変更によって、「安定分配の継続や基準価額水準の回復をめざしていく」としている。
「財産3分法ファンド」は日本ではじめてJ-REIT(国内不動産投信)を組み入れた公募のファンド・オブ・ファンズとして、今から約9年前の2003年8月に誕生。
投資信託証券への投資を通じて、不動産、債券、株式の3つの異なる資産に分散投資を行なうベーシックなファンドで、各資産の基本組入比率は原則として、不動産等25%、債券50%、株式25%。
今でも純資産総額が5,000億円(※1)