シトロエン、DSのコンセプトカー「Numero 9」を北京モーターショーで発表
シトロエンならではのスタイリングとプラグインハイブリッドによる省燃費、ハイパフォーマンスが特徴。
DSシリーズの中国での発売を記念し、23日から開幕する北京モーターショーで発表される。
同車では、コンセプトカーとはいえ市販を前提とした熟成がなされており、詳細なスペックも明らかにされている。
ボディサイズは全長4.93m、全幅1.94m、ホイールベースは実に3.0m。
DSシリーズのみならず、シトロエンの全ラインアップの中でも最大級のモデルとなる。
にも関わらず、車重は1,500kgに過ぎないという。
そのエクステリアはパリでデザインされたもので、DSシリーズが培ってきたデザインの特徴をさらに昇華させたものだという。
パワートレーンはプラグインハイブリッドを採用しており、フロントに225馬力のガソリンエンジン、リアアクスルに70馬力の電気モーターを搭載する。
それぞれが前輪、後輪を駆動するシンプルな方式のハイブリッドで、4輪駆動による走行が可能。
モーターのみで50kmまで走行することもできる。
最高速度は時速244km、時速0~100km加速は5.4秒、燃料消費量は1.7リットル / 100km(MVEG複合サイクル)。
ガソリンエンジンは市場によりディーゼルエンジンに変更される。
また、プラグインであるメリットを生かし、寒い日には乗車前にヒーターを効かせておくといったことも可能だという。
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