ホンダ、環境性能の高い原付二種スクーター「PCX」を一部改良
本田技研工業は20日、アイドリングストップ・システムの搭載などにより高い環境性能を持つ原付二種スクーター「PCX」を一部改良して、5月11日に発売すると発表した。
価格は29万9,250円。
同車は、125ccクラスとして国内で初めてアイドリングストップ・システムを搭載したほか、前・後輪に14インチの大径ホイール採用による走行安定性、後輪ブレーキ(左レバー)の操作だけで前輪にも制動力が配分される同社独自のコンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)の搭載、容量25Lのシート下収納スペースなどの使い勝手の良さが特徴という原付二種スクーター。
今回の一部改良では、エンジンを耐久性と静粛性、燃費性能を高めた新開発のスクーター用グローバルエンジン「eSP」(イーエスピー : 水冷・4ストローク・単気筒125ccエンジン)に変更。
同エンジンは、多岐にわたる低フリクション化を実施し、53.2km / L(60km / h定地走行テスト値)という燃費性能を実現している。
そのほか、シートのバックレストの形状変更やエンジンマウント位置の変更、燃料タンクリッドの開口方向の変更、大容量35Lのトップボックスの新オプション設定、ロングタイプのウインドシールド採用などにより、使い勝手を向上したとのこと。
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