長時間使っても、ムレない、かゆくならない腰痛ベルト「アセット」誕生
特許を活用したオリジナル商品を製作している香川県の山本縫製工場は、お腹の内部の圧力(腹圧)を高めて腰椎を保護し、腰痛を防止・軽減する「腹圧健康ベルトアセット」を開発した。
吸汗機能の高い素材を速乾性素材で挟んだ3層構造で、汗をかいても快適に使用できるという。
同社では、約10年前から携帯メガネケースやトイレットペーパーホルダー、ウイークリーお薬ホルダーなど独自の工夫を凝らした商品を開発し、特許取得を進めてきた。
今までの腰痛ベルトは、汗をかくと汗疹(あせも)が出てかゆくなり、長くは着けていられないという問題点があったため、それを解消する商品として開発をスタート。
長時間着用しても汗疹(あせも)や蒸れがなく快適に過ごせることを目指して、吸汗機能の高い素材と速乾性素材という異なる2つの素材を採用し、3層構造の腰痛ベルト「アセット」が誕生した。
同商品は現在、特許申請中。
熟練した技術者が一枚ずつ丁寧に縫製して仕上げているとのこと。
また、同商品は一般的な腰痛ベルトのように、プラスチックなど固い骨材で腰を固定するのではなく、柔らかい素材でも腹圧を高める工夫をしたことで、腹部の筋力を補い合理的に腰椎を支えることができるという。