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「カラオケ=歌う場所」という概念を覆す業務用通信カラオケが登場 - エクシング

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「カラオケ=歌う場所」という概念を覆す業務用通信カラオケが登場 - エクシング
5月9日、都内にて、株式会社エクシングによる「JOYSOUND f1」新商品記者発表会が開催された。

同製品は、同社が展開する業務用通信カラオケ「JOYSOUND」、「UGA」の技術とノウハウを結集して開発された、新しいフラグシップモデル。

今年6月に販売開始を予定している。

同製品には、「JOYSOUND」、「UGA」など、すべての機種の楽曲を合わせた、業界最多の20万曲を搭載。

多様な音楽趣味に応えられる態勢を整えているという。

また、音質面においては、ローランド社の最先端技術である「Super NATURAL」を採用している。

独自に開発した、業界最高レベルの音源「JOYSOUND Phoenix」と併せることで、いまだかつてない自然な音質を生み出すことに成功。

同時に、映像にもこだわり、鮮明で迫力あるフルHDに対応している。


さらに、採点機能などのアプリケーションについても、グラフィック制度をあげることで、より熱中してゲーム感覚を楽しんでもらえるよう、工夫されている。

同社の代表取締役社長・吉田篤司氏は、「カラオケは、世代を超えて楽しむことができる、もっとも身近なレジャー。

震災を経て、身近な人とのきずなを深めることの大切さが見直されているいまこそ、もっと多くの人にカラオケを楽しんでもらえるような提案をしていきたい」と挨拶した。

また、同製品では、「うたスキ動画」が大幅にグレードアップしていることが大きな特徴だ。

これは、同社が運営する会員制カラオケ・ソーシャルメディアサイト「うたスキ」で、ユーザーが利用できる撮影機能である。

「うたスキ」会員になると、カラオケ店来店の際、IC付き携帯やICカードをかざしてログインすることで、自分の十八番や歌った曲の履歴を登録したり、自分の歌う姿を動画撮影して、会員専用「マイルーム」にアップロードすることが可能だ。

今回の機能は、さらに使いやすいように改良されている。

例えば、IC付き携帯等の持参を忘れても、店頭でメールアドレスを入力することでログインできるようになっている。


また、動画を組み合わせることで、遠隔地にいる人とデュエットやハモリを楽しむことができる「コラボ動画」機能は、従来の2画面から5画面へとバージョンアップしている。さらに、ギターやベースの音を雑音なく録音することができる「サウンドエフェクター(GB-1)」を同時発売する。

ギターの演奏者をサポートする「ギターチューナー」や「楽器エフェクター」、カラオケの演奏にあわせてコードを自動表示する「ギタナビ」などのアプリを搭載しているのが特徴だ。

これを設置しているカラオケルームなら、ギターやベースを持ち込んで演奏・撮影することも可能。

また、「コラボ機能」の5画面をうまく活用して、バンドスタイルでの演奏を楽しむこともできる。

同社の音楽エンタテインメント事業領域 統括部長 水谷靖氏はこれを、「“カラオケ=歌う場所”という概念を超えた、業界初の試み」であると説明。

多様化する音楽ファンのニーズに応えるためにも、新しいユニークな戦略を練り、「うたスキ」会員数のさらなる増加を目論んでいる。

現在、「うたスキ」会員数はおよそ700万人。


同社によると、入会者は毎月13万~14万人で、会員比率は20代=50%、10代=15%、30代=15%、そのほか=20%とのこと。

今回発売される新たなカラオケ機材の普及により、子どもから大人まで、幅広い世代が音楽をより身近なものとして楽しめることに期待したい。

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