2012年5月7日 21:45
「食」意識が向上~「現代高校生の食生活、意識と実態調査」-農林中央金庫
農林中央金庫では、東京近郊に住む高校生を対象に、現代高校生の“食”に関する意識と実態を探ることを目的に「第2回 現代高校生の食生活、意識と実態調査」を実施した。
調査結果の分析にあたって、6年前に今回とほぼ同じ条件で実施した第1回「現代高校生の食生活、家族で育む『食』」とも比較しながら、高校生の意識がどのように変化したかも探っている。
調査対象は、首都圏の高校生400名(男女各200名)で、調査期間は、3月19日から3月30日まで。
前回調査した2005年末は、まだ「孤食・飽食」の時代の名残が色濃く残っていたが、その後、世界同時不況や東日本大震災、タイの洪水など、世界各地でさまざまな事件が起き、6年前に比べ高校生への「食」への意識には、明らかに向上の傾向が読み取れた。
調査の結果、6年前に比べ家族との「食」を大事に思う気持ちが高まっている傾向が明らかになった。
食事中に「家族と話をする」(70.3%→85.0%)人が増え、食事を残すと「もったいない」(37.0%→73.5%)と感じる割合も倍増している。
「食事の手伝いをする高校生」は、約6 割(60.5%)から約8割(79.3%)