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空いた時間を使って、”ちょい稼ぎ”をしてみよう! (Part4)5万~10万円コース

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空いた時間を使って、”ちょい稼ぎ”をしてみよう! (Part4)5万~10万円コース
副業シリーズ4回目は、月に「5万~10万円」を狙うコースだ。

フルタイムで働く人たちが副業に充てられる時間を考えると、現実的にはこのクラスが本業に支障をきたさない上限レベルといえるだろう。

目指せ、副業年収100万円への道!しかし、月5万円の壁は意外に厚い。

すき間時間を使ったプチ稼ぎではなかなか到達できない金額だ。

選択肢は、(1)報酬の良いものを狙う、(2)定期的に働ける仕事を探して安定収入につなげる、(3)副業をいくつかかけもちする、の3つの作戦になるだろう。

実際、サラリーマンの副業取材をしていると、(3)のケースに出会うことが意外と多い。

特にネット系の場合、1つの副業だけで5万円以上を稼ぎだすのは容易ではない。

もちろん、月10万円以上をコンスタントに稼ぐツワモノたちもいるが、成功するにはかなりの労力と時間、日々研究を重ねる粘り強さが必要になる。


そのため、アフィリエイト、オークション、ネットショップ運営、モニターなど、小さな稼ぎを組み合わせながら補強している人も少なくない(第1回、第2回、第3回を参照)。

単価がいいシゴトの筆頭に挙がるのが、「家庭教師」や「塾講師」「セミナー講師」といった”先生バイト”だ。

高額時給が見込める副業だが、一定レベル以上の学力や専門性が問われるほか、授業の下準備に時間が取られたり、生徒や親と信頼関係を築くためのコミュニケーション能力も欠かせない要素になる。

それなりにハードルは高い。

社会人の場合、拘束時間が短めで融通が効きやすい「家庭教師」が副業向きだろう。

家庭教師の派遣会社に登録したり、ネットやスーパーの掲示板で「家庭教師やります」と募集をかけたりする。

また、家庭教師のなかには、スポーツ専門の家庭教師というジャンルもあるようだ。

美術や音楽、工作など、自分が教えられそうな教科で募集をかけてみるのもいいかもしれない。


学歴・学力が重視される塾講師や家庭教師と違い、自分の経験がお金を生むのが「セミナー講師」の仕事。

専門知識があるのならそれを活かした切り口のテーマを突き詰めてみる。

たとえ専門性がなくても、「婚活や就活の成功体験」、「○○円貯めた節約必勝法」、「介護と仕事の両立」、「プレゼンを通すテクニック」など、自分の成功体験がネタになる。問われるのは、人前で喋る度胸と、分かりやすく伝える話術。

講師の紹介サイトに登録するほか、サイトなどで告知をして参加者を募る。

ただし、依頼が来る(参加者が集まるか)かどうかはその人次第だ。

安定収入として見込むには正直難しいモノがあるが、自己表現をしたい人や伝えたいことがある人は、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがだろうか。

一度登録をしておけば、自分の都合のいい時間に働くことのできる派遣バイトは、ダブルワーカーの定番だ。


時給1000円以上を見込める案件が多いのも魅力。

とはいえ、登録したものの、働きたい時に仕事がないなら意味はない。

安定収入に繋げたいなら、求人募集の多い職種を狙うべし。

オフィスワークで募集が多いのが、テレフォンオペレータやカスタマーサポート業務を行うコールセンターのスタッフだろう。

シフト勤務が可能なため、定期収入を確保できる。

ただし、仕事の内容はしっかり確認しておきたい。

精神的な負担が大きいクレーム担当などは、心が疲弊してしまい、本業に影響する可能性も否めない。

だが、なかには”逆転の発想”で、そんなクレーム対応をビジネスに結び付ける成功者もいる。


これは、数年前に取材したとある起業家の話――。

彼がまだ会社員だった当時、家計の負担を減らすために行っていたのが、夜間コールセンターの副業だった。

入社1日目にして、受話器の向こうから怒涛のように響く怒りの声に心が折れそうになるものの、粘り強く話を聞き、回数をこなしていくうちに、「人がどんな時に怒り、どう対応すれば誠意が伝わるのか」をつかめるようになったという。

さらに、怒りのパワーをぶつけてくる人ほど、その後の対応次第で太い顧客・有力なファンになってくれるケースが多いと知った。

そして、人間のニーズを深堀りすることで、商品開発へのヒントを得ることができ、本業にも生きたと彼は言う。

まさに、”ピンチはチャンス”を地でいくたくましい精神といえるだろう。

その経験を生かして自分なりのクレーム対応をマニュアル化。

その後、人材育成やコンサルの会社を立ち上げ、現在も業績を伸ばしているのだから、人生どこにチャンスが転がっているのかわからない。


体力に自信があるなら、ガテン系の「引越しスタッフ」や「警備員」も常時募集をしている業種だろう。ゴルフ好きなら、「キャディ」という手もある。

緑の中でファーと思い切り叫ぶのは、腹式呼吸も鍛えられ、健康にも良さそう(な気がする…)。

人のプレーを間近で見ることで、ゴルフの腕前アップも期待できるかもしれない。

ほかにも、主に2人1組で依頼者の指定先に出向いて洗車を行う「出張洗車スタッフ」も日給8,000円~1万円を狙える高収入の副業だ。

車好きなら、「運転代行随伴スタッフ」も選択肢に入れたいところ。

こちらも2人1組で依頼場所へ向かい、ひとりが依頼者の車、もう一人が別の車で随伴する。

通常、運転代行には、普通自動車二種免許が必要だが、随伴車の運転なら普通免許を持っていればOKだ。


依頼は週末が多く、宴会シーズンや年末ならさらに稼げる。

時給は900円~。

外回りの多い営業マンにうってつけなのが、「レンタル倉庫(トランクルーム)の設置場所を探して地主と交渉する」という変わり種副業。

月額賃料の30~50%程度が成功報酬となるので、日ごろの交渉術を生かしたい人にもオススメだ。

「交渉まで行うのはちょっと…」とためらう人には、企業が求める条件の空き地の情報を提供するだけで5,000円程度がもらえる「遊休地リサーチャー」も(成功報酬もアリ)ある。

副業で月5万円~10万円を狙うとなると、時間も体力もそれなりに奪われてしまう。

目的なしでは継続するのがおっくうになりがちだ。

そのため、「何のために貯めたいのか」「副業を通じて何を得たいのか」を自分のなかで明確にしておき、貯めてからどう使うかまで具体的にイメージしておくと、モチベーションも維持しやすいだろう。


違った視点からビジネスヒントが見つけられたり、新たな人間関係やチャレンジすること自体がいい刺激になったりと、お金以外のメリットも実感できれば、「単なる収入補填」が「有意義な自己投資や自己実現」に変わる。

前向きでたくましいダブルワーカーの誕生だ。

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