素直になれない「もじもじ母子」像が鮮明に~12か国で「ママ調査」実施-P&G
69%の子どもが「母の日」は素晴らしいことと考えており、「母の日」に感謝の気持ちを示したことがないと答えたのは17%のみだった。
「母の日」にプレゼントすると最も喜ばれるのは「ママの好きなもの」(53%)と子どもが考えている一方、ママが実際にもらって一番うれしいのは「ありがとう」の言葉(49%)であり、「好きなもの」は第3位で11%のみとなっている。
日本のママが望む「感謝されたい頻度」は他国のママに比べて低いが、“まったく言われたくない”が全体平均の7%に比べ3%と低く、毎日のように頻繁ではなくとも、節目節目で感謝されたいと考えている傾向がある。
一方、日本の子どもがママに感謝の気持ちを表す頻度は“めったにない”、“まったくない”が18%と12カ国中、韓国に次いで低く、たまには感謝を示してほしいママに対してなかなか感謝を伝えられていない状況がうかがえる。
「ママに感謝すべき時」としては、アドバイスをもらったり、食事を作ってもらったり、家事をしてくれたときなど、ママが自分のためにしてくれることを思い描いている人が多く、他国と比べると「いつでも」と考えている割合が低い結果となった。
調査からは、「ありがとう」と言われることが一番うれしいにも関わらず感謝の言葉をあまり求めない日本のママと、きっかけがないと「ありがとう」を言えない上に、なかなか言いださない日本の子どもという、日本特有の「もじもじ母子」像が明らかとなった。
同社は、「ママの公式スポンサー」キャンペーンの一環として、ソーシャルメディアでママに感謝のメッセージを募る「あなたから『ママにメダルを。
』一言キャンペーン」を行っている。
また、女子サッカーの澤穂希母子を起用し、澤選手が毎年母の日に、「お母さん、生んでくれてありがとう」とメッセージを送るというエピソードをつづったCM、ウェブムービーを公開したり、世界各国のトップアスリートとママの絆をドキュメンタリーで描く特別インタビュー映像「ママメンタリー」を放映している。5月13日の「母の日」には、「もじもじ母子」にママに感謝を示すきっかけを提供する、女子サッカー「P&G ママの日マッチ」をホームズスタジアム神戸で開催する。
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