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世界の投信残高、2011年第4四半期末は前四半期末比2.4%増 - 日本は9位

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世界の投信残高、2011年第4四半期末は前四半期末比2.4%増 - 日本は9位
投資信託協会は7日、国際投資信託協会がとりまとめた2011年第4四半期(10月~12月)における投資信託の世界統計を発表した。

それによると、世界の投資信託の残高は2011年12月末に23.78兆ドルとなり、前四半期末から2.4%増加した。

また、2011年第4四半期は850億ドルの資金純増となった。

国際投資信託協会とは、世界各国の投資信託協会が加盟する国際組織で、今回は46カ国から提供されたデータを基に集計を行った。

それによると、2011年12月末の国別の公募証券投資信託(オープン・エンド型)の残高ランキングでは、第1位は11兆6,210億ドルの「米国」、次いで第2位が2兆2,770億ドルの「ルクセンブルク」、第3位が1兆4,400億ドルの「オーストラリア」、第4位が1兆3,820億ドルの「フランス」、第5位が1兆610億ドルの「アイルランド」となった。

「日本」は7,450億ドルで9位だった。

投資残高のタイプ別に見た場合、2011年12月末の株式投資信託の残高は第3四半期末と比べて4.5%増の9兆4,730億ドル。

公社債投信は同3.1%増の5兆8,420億ドル、バランスファンドは同1.3%増の2兆7,370億ドル、MMFは同1.6%減の4兆6,950億ドルとなった。


株式投信は、第4四半期に700億ドルの資金純減(第3四半期は1,080億ドルの資金純減)。

地域別にみると、南北アメリカでは300億ドルの資金純減、ヨーロッパでは390億ドルの資金純減となり、それぞれ第3四半期の690億ドル、600億ドルの純減から純減幅が縮小している。

公社債投信は、第4四半期に660億ドルの資金純増(第3四半期は100億ドルの純増)を記録。

地域別では、南北アメリカは840億ドルの資金純増、ヨーロッパは150億ドルの資金純減、アジア・太平洋地域は20億ドルの資金純減となった。

MMFは、第4四半期に970億ドルの資金純増と、2009年第1四半期以来、初の資金純増に転じた(第3四半期は630億ドルの資金純減)。

地域別では、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア・太平洋ともに資金純増となり、純増額はそれぞれ610億ドル(第3四半期540億ドルの純減)、150億ドル(同60億ドルの純減)、230億ドル(同10億ドルの純減)だった。また、投信残高のタイプ別構成比については、株式投信が40%、公社債投信が25%、MMFが20%、バランスファンドが12%、その他が3%となった。

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