就農の意向を持つ学生は25%。実体験やテレビ番組から影響を受ける
パルシステム生活協同組合連合会は5月1日~6日、農業やその周辺産業に関わる仕事や職業に興味がある12~22歳の学生1,000人を対象に、モバイルリサーチで「農業に興味がある学生の実態調査」を実施。
「安定した収入があれば就農を検討する」をはじめ、多くがメディアなどの影響で農業に興味を持ち、現状の日本の農業に問題意識を持っていることが明らかになったという。
農業に興味を持つにあたって影響を受けたものは、「実際の体験」や「テレビ番組」からが多く、農業に関する日常的な情報収集源としては「テレビ番組」が最多となった。
就農の意向を持つ学生は25.9%で、その理由は1位「自然が好き」、2位「田舎暮らしがしたい」であったが、「安定した収入」があれば就農を検討するという回答は56.0%に上昇。
このほか、メイドインジャパンの農産物のブランド力は世界一と感じている者は4割、一方で後継者問題、TPP参加への不安や食料自給率の低下を懸念しているなど、農産物に対する学生の関心の高さを示す回答が多く見られた。
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