5月の消費意識は全体的に消極的。GWはプラスに影響も
生活者の消費に関する意識は、全体的に消極的で、欲しいモノ・サービスのある人は全体の3割程度。
消費を控える声が目立つ一方、GWなど季節的な要因がプラスに働いた面も見受けられた。
また、具体的に欲しいモノ・サービスがある人1人あたりの回答個数が2.73個と、複数の消費をイメージしている模様だ。
消費意欲に対する問いを指数で換算すると49.6点となった。
これは、消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点としている。
男女別の消費意欲指数は、男性が45.8点、女性が53.5点。
男女差は7.7点と大きく、5月の消費意欲指数は女性がけん引していることが明らかになった。
年代別で見ると、男性のトップは60代で49.1点、女性は20代の56.4点が最高。
消費意欲が高い理由としては「GWだから」「暖かくなり、よい季節になったので」などが挙げられた。
時期的に、旅行やファッションへの消費意欲がみられる。
欲しいモノ・サービスの有無の問いでは、あるという回答は31.6%に。
およそ3人に1人の割合にとどまった。
男女別に見ると、「欲しいモノ・サービス」があると答えた人は、男性が26.7%、女性が36.6%と女性が10ポイントほど高い。
また、「欲しいモノ・サービス」の1人当たりの個数も男性2.05個に対し女性2.61個と女性が多く、女性の消費意欲の高さを裏づけているといえそうだ。
調査は20歳から69歳までの男女を対象にインターネット上で行われた。
調査期間は4月9日~11日。
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