2012年5月14日 18:58
5月の消費意識は全体的に消極的。GWはプラスに影響も
博報堂生活総合研究所から、5月の消費ショートレポートが発表された。
生活者の消費に関する意識は、全体的に消極的で、欲しいモノ・サービスのある人は全体の3割程度。
消費を控える声が目立つ一方、GWなど季節的な要因がプラスに働いた面も見受けられた。
また、具体的に欲しいモノ・サービスがある人1人あたりの回答個数が2.73個と、複数の消費をイメージしている模様だ。
消費意欲に対する問いを指数で換算すると49.6点となった。
これは、消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点としている。
男女別の消費意欲指数は、男性が45.8点、女性が53.5点。
男女差は7.7点と大きく、5月の消費意欲指数は女性がけん引していることが明らかになった。
年代別で見ると、男性のトップは60代で49.1点、女性は20代の56.4点が最高。
消費意欲が高い理由としては「GWだから」「暖かくなり、よい季節になったので」などが挙げられた。
時期的に、旅行やファッションへの消費意欲がみられる。
欲しいモノ・サービスの有無の問いでは、あるという回答は31.6%に。