2012年5月15日 15:45
「世界一まずい飴」と噂の「サルミアッキ」をなめてみた
「北欧のフィンランドには『サルミアッキ』なる世界一まずい飴があるらしい」。
ネット上に流れる噂を検証すべく、その「サルミアッキ」を実際になめてみた。
サルミアッキは、薬草の一種・リコリス(スペインカンゾウ)から抽出した成分を配合した「リコリス菓子」の1つ。
このリコリス菓子に塩化アンモニウム(フィンランド語でサルミアッキ)を添加したものこそ、「サルミアッキ」だという。
ネットで注文したサルミアッキは、本体が600円、送料1,000円。
本体より送料が高い買い物になってしまった。
数日後に自宅に届いた包みはキャラメルの箱ほどの大きさで、北欧らしくなかなかにスタイリッシュなデザインである。
おもむろに箱を開けてみると、中から転がり出た「サルミアッキ」は、一辺1cm弱の菱形の小片。
色合いは黒砂糖の飴玉のようだが、形が面白い。
上部は盛り上がり下部がへこみ、1つひとつ繋げれば、巨大な深海魚の背骨のようだ。
グミキャンデイを多少かたくした感じのサルミアッキを1つ口に投じれば、徐々に溶けていく。
まず舌に伝わるのは軽い塩味。
続いて「中華圏の空港」にも似た香り、つまりは「八角」