ゼロから『猟師』になりたい…その”方法”とかかる”費用”は!?
講談社から刊行されている『山賊ダイアリー』という漫画をご存じでしょうか。
単行本になるやアッと言う間に5刷まで達した人気漫画です。
この漫画の作者、岡本健太郎氏は、ふるさとの岡山県に戻ってゼロから始めた猟師生活をエッセイ漫画にまとめています。
この漫画を読むと「やってみたいなあ」などと思うこと請け合いですが、さて、ゼロから始めると猟師になるにはいくらかかるのでしょうか? オシャレな若者の街、渋谷にある『渋谷銃砲火薬店』の佐藤三弘さんにお話を伺いました。
――『山賊ダイアリー』という漫画が売れてるんですけど……。
知ってますよ(笑)。
作者は岡山在住なんですってね。
――この作者みたいに、素人が鉄砲を持って猟師を始めたいとすると、どうすればいいんでしょうか。
まずね、鉄砲を持つための「所持許可証」というのが必要です。
これは警察で交付してもらいます。
その上で、猟をするためには「狩猟免許」と「狩猟者登録証」いうものが必要ですね。
これは各都道府県で交付されます。
――所持許可証を取るのは面倒くさいですか?そんなことないです。
まず初心者講習会に行って講習と筆記試験を受けます。