2012年5月23日 08:45
「お金を借りる」のにも”お金”はかかる!? ”零細企業”が資金調達する方法は?
筆者のような零細企業を営んでいる場合、資金繰りが大変です。
なにせ銀行口座にお金がなくなったら、その時点でゲームオーバーですから。
キャッシュがショートしそうになったら銀行にお金を借りに行かないといけません。
銀行にお金を借りるのには、あっちに行ったりこっちに行ったりしないといけないのですが、みなさんはその苦労をご存じでしょうか(笑)。
零細企業経営者の筆者がレポートします。
筆者が銀行からお金を借りるのに選んだ方法は、「セーフティーネット5号認定」を受けるというものです。
これは「不況で売上が下がって困っている業者です」という地方自治体の認定を受ければ、金融機関で「信用保証協会の保証付き」融資が受けやすくなるというものです。
ちなみに信用保証協会の保証が付いた融資の場合、たとえば筆者の会社が倒産して借金を返せなくなっても、銀行が貸したお金は信用保証協会から戻してもらえます。
銀行は安心してお金を貸せるという仕組みです。
この融資がいいのは、悲劇の元になる第三者の保証人がいらない、無担保融資であることです。
まずは認定書をもらうために地方自治体の担当課に行きます。
筆者の会社は文京区にあるので、窓口は文京区 経済課 産業振興係です。