「焼肉酒家えびす」買収のスタンドサービス、民事再生法の適用を申請
帝国データバンクの大型倒産速報によると、スタンドサービスは28日、福島地裁郡山支部へ民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は、御山義明弁護士(東京都中央区日本橋3-8-9、電話03-6225-2557)ほか2名。
帝国データバンクによると、同社は、1982年(昭和57年)2月創業、1987年(昭和62年)7月に法人改組ガソリンスタンド経営を主業に、関連した各種機器(計量機器ほか)や貯蔵所施設ならびにローリーの販売取付、漏洩検査保守管理業務などを目的に、ガソリンスタンドの総合管理会社としてスタートした。
福島県内全域や宮城県内及び栃木県北部を営業圏としていたが、2003年8月から東北6県全域に商圏を拡大したほか、「まうちゅう」の店舗名で、セルフガソリンスタンドの店舗展開を開始し、現在では福島県内を中心にセルフガソリンスタンド17店舗を開設するなど、急速に店舗網を拡大。
また2008年7月から観光事業部を開設し、飲食業者が運営していた焼肉レストラン(現「ヴイ・ブリアン」に名称変更)の営業権譲渡を受け、飲食店(焼肉レストラン)の運営を開始。
その後も積極的な店舗出店を続けたほか、2011年7月には、「焼肉酒家えびす」