アイスやヨーグルトに振り掛ける味噌 - 1901年創業の老舗が開発
丸秀醤油はこのほど、乾燥させた味噌をカリッと香ばしいふりかけ状にした「ミソフル」を発売した。
同商品は、国産の10種類の雑穀で作った十穀味噌を乾燥させたもので、粗挽きタイプと粉末タイプの2種類がある。
粗挽きタイプはグラノーラのような見た目でカリカリとした食感を残しており、料理のトッピングやクルトンの代わりとして使用できるとのこと。
粉末タイプは、料理にさっと一振りし、すぐに味噌味を再現できるので炒め物や和え物、料理の仕上げや隠し味などに使用できるという。
丸秀醤油は1901年創業の味噌・醤油醸造の老舗。
近年、家庭で味噌を使用する機会が減ってきていることから、「より多くの人に手軽に使用してほしいとの思いで開発しました」(同社)。
これまで味噌といえば味噌汁、煮物など用途が限定されていたが、粉末化により用途が大きく広がり、洋風料理の隠し味や炒めものなどにも手軽に使えるという。
野菜の炒めものも野菜から出た水分を吸収し、おいしく仕上がるとのこと。
同社6代目の秀島健介さんのおすすめは、バニラアイスクリーム、ヨーグルトなどにふりかけて楽しむ方法。
「味噌は乳製品と相性がよく、バニラアイスクリームに粗挽きタイプをかけるとナッツのような食感で、噛むと味噌の風味が広がり新鮮な味わいを楽しめます」。