鉄道模型ファン必見のスポット「原鉄道模型博物館」公開 - 7/10横浜にOPEN
三井不動産はこのほど、世界最大級の鉄道模型博物館「原鉄道模型博物館」を報道公開した。
横浜駅から徒歩5分の横浜三井ビルディング2階にあり、開業は7月10日。
約1,700平方メートルのうち、展示スペースは約1,200平方メートル。
「原コレクション」の鉄道車両模型約6,000両のうち、約1,000両を展示。
市販の鉄道模型より大きい1番ゲージ(約1/32)サイズとしては世界最大規模のジオラマを設置したほか、横浜の今昔を再現したHOゲームのジオラマも用意した。
ここに展示収蔵された車両のほとんどが、神戸市在住の原信太郎(はら・のぶたろう)氏のコレクションだ。
同氏は1919年東京生まれで、幼少時から鉄道に興味を持ち、13歳で鉄道模型車両を自作。
18歳で模型鉄道「シャングリ・ラ鉄道」を自宅に「開設」。
鉄道技術を学びたい一心で東京工業大学に進み、海外の鉄道を見聞したいと数カ国語を会得したとのこと。
これまでにのべ380カ国を訪問し、10万枚の写真、約440時間のフィルムを撮影した。
鉄道模型は実地取材や実物の設計図をもとに作られた精巧な「工芸品」。
世界で1両だけ、しかも実物は現存しないという車両も多く、国内外の鉄道ファンに「原コレクション」