20代女性の97%に「隠れニキビ」が! 6割の女性が誤ったケアで症状悪化!!
ニキビの予防・治療に関する啓発活動を行う「ニキビ治療推進委員会」は、紫外線や汗による肌への影響が懸念されるこれからの季節を前に、20代女性に対して「ニキビに関する調査」を実施した。
インターネットによる事前調査で、首都圏在住の20代女性8,204名に「ニキビができたことはありますか?」と聞いたところ、ニキビができる人は「たまにできる」人まで含めると71%だった。
さらに、「ニキビが同じような場所に繰り返しできたことはありますか?」との質問には、9割の女性が、全く同じ場所あるいは同じような場所にニキビが繰りかえしできたことがあると答えた。
同じ場所に繰り返しできるニキビの原因のひとつが「隠れニキビ」。
このニキビは赤く腫れるニキビの予備軍で、ごく小さな白や黒の毛穴のつまりのことを指す。
アンケートに合わせ、事前調査回答者の中から無作為に抽出した104名の20代女性を、都内の会場に集めて皮膚科医が肌の診察を行ったところ、なんとほぼ全員にあたる97%の女性が「隠れニキビ」にかかっていることがわかった。
9割の女性が「隠れニキビ」にかかっているという調査結果について、秋葉原スキンクリニックの堀内院長は、エアコンの効いた部屋やパソコンの熱などによる肌の乾燥、メイクをしたまま寝てしまう、ストレスによる肌の回復力の低下、使用している化粧品や薬が肌に合っていないなど、日常生活での要因が原因になっていると指摘する。