チャイルドシート使用率は58.8%、年齢が上がるとともに使用率低下する傾向
チャイルドシートの使用状況は、全国100カ所、12,941人を対象に実施。
その結果、6歳未満の子どもの使用率は58.8%(前年比1.8%増)とわずかに向上したが、依然として4割以上の未使用が見られた。
乳児用シートを使用する割合の高い1歳未満(77.6%)と比べ、学童用シート(ジュニアシート)を使用する割合の高い5歳児(37.2%)の着用率の低さが目立った。
チャイルドシート取付け状況調査は、全国8地域(北海道・宮城・東京・愛知・大阪・広島・香川・福岡)の479台を対象に実施し、取扱説明書通り正しく取付けられていたものは、乳児用シートが45.7%、幼児用シートが35.0%。
ミスユースの原因は「シートベルト(腰ベルト)の締付け不足」が最も多く、60%以上を占めていた。
チャイルドシート着座状況調査結果では、取扱説明書通り正しく着座していた子どもは、全体で68.8%。
ミスユースで最も多い原因は、乳児用シートが「ハーネス(子ども用シートベルト)の高さ調節」、幼児用シートが「ハーネス(子ども用シートベルト)の締付け不正」、学童用シートが「肩ベルトの通し方間違い」だった。
【拡大画像を含む完全版はこちら】