チャイルドシートの使用率は約6割―JAF調査
調査は4月20日から30日までの11日間、チャイルドシート使用状況については全国100カ所・12,941人、チャイルドシート取付け状況については北海道・宮城・東京・愛知・大阪・広島・香川・福岡で479台を対象に実施した。
チャイルドシート使用状況調査では、6歳未満の子どもの使用率は58.8%(前年比+1.8%)とわずかに向上した。
しかし、依然として4割以下の未使用がみられる。
また、乳児用シートを使用する割合の高い1歳未満と比べ、学童用シート(ジュニアシート)を使用する割合の高い5歳児の着用率の低さが目立った。
チャイルドシート取り付け状況の調査では、取扱説明書通り正しく取り付けられていたものは、乳児用シートが45.7%、幼児用シートが35.0%。
ミスユースの原因は「シートベルト(腰ベルト)締め付け不足」が最も多く、60%以上を占めている。
チャイルドシート着座状況調査は、取り付け状況調査と同時に実施。
取扱説明書通り、正しく着座していた子どもは全体で68.8%だった。
ミスユースで最も多い原因は、乳児用シートが「ハーネス(子ども用シートベルト)の高さ調節」、幼児用シートが「ハーネス(子ども用シートベルト)の締め付け不適正」、学童用シートが「肩ベルトの通し方間違い」だった。
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