時間がかかる、使い方が複雑……「チャイルドシートの取り付け方に不満」8割
タカタ株式会社は、チャイルドシートの着用率向上と不適切な使用を減らし正しい着用を促すため、全国の20代~40代の男女1,000人を対象に、チャイルドシートの着用に関する意識調査を実施した。
同調査は全国の20~49歳男女を対象に、2012年5月26日~28日にインターネットで実施。
1020の回答が寄せられた。
「子どもを車に乗せるときにチャイルドシートを使用する」と回答した人は74%、「使用しない」と回答した人は26%。
性世代別に見ると、20代女性においては3人に1人が使用の徹底がされていないことがわかった。
その理由としては「子どもが嫌がるから」「手間がかかるから」「移動距離が短く、事故に遭わないと思うから」というものが多く寄せられた。
「チャイルドシートの取り付けに不満を感じている」と回答した人は約8割。
その理由として、時間がかかる(69.3%)、取り付け方が複雑(42.8%)、正しい取り付け方ができているかわかりにくい(35.8%)などの意見が多かった。
また、男性と比べて女性は「正しい取り付け方をしているかわかりにくい」という回答が多いことも判明。
さらに7割以上の親が正しくチャイルドシートが取り付けられているか確認する方法を知らず、母親に関しては82.9%が知らないという結果となった。