伊賀鉄道860系ついに引退! 7/8にダークグリーン塗装車”さよなら運転”実施
三重県の伊賀鉄道で活躍してきた860系が廃車されるのを受け、7月8日に伊賀鉄道友の会主催で「860系車両さよなら撮影会&さよなら運転」を実施する。
伊賀鉄道では同車両の引退記念グッズも発売する。
860系は1984年、伊賀鉄道の前身・近鉄伊賀線に4編成が導入された。
近鉄奈良線820系の車体に、近鉄南大阪線6800系の狭軌台車と主電動機を組み合わせた車両だった。
その後、近鉄田原本線で活躍した820系3編成も改造された上で860系として伊賀線へ移籍。
2007年に伊賀鉄道が設立された後も活躍は続いたが、2009年以降、200系車両の投入とともに廃車が進み、最後まで残った2編成(ダークグリーン塗装車とマルーンレッド塗装車)も現在は定期運用から離脱。
ともに上野市駅の側線に留置されている。
7月8日に行われるイベントでは、10時より伊賀鉄道上野市車庫にて、860系ダークグリーン塗装車のさよなら撮影会を開催。
会場では、「860系さよなら記念入場券セット」などの記念グッズや、懐かしい昭和グッズの販売もあるという。
同日には、860系ダークグリーン塗装車によるさよなら運転も実施。