中小ビジネス向け『ワンタイムデビット』開始、JNB小村社長「社会的に意義」
ジャパンネット銀行は7日、スモールビジネスの顧客向けに、ワンタイムデビット(正式商品名:JNBカードレスVisaデビット、以下ワンタイムデビット)のサービスを開始したと発表した。
同社によると、ビザ・ワールドワイド・ジャパンが提供するVisaデビット商品では、日本初のビジネス向けサービスとなる。
ワンタイムデビットは、カード番号使い切りのVisaデビットサービス。
世界中のVisaマークのあるネットショップ(一部を除く)で利用することができる。
プラスチックカードはなく、利用の都度顧客自身で、16桁のカード番号、有効期限、CVV2(セキュリティコード)をジャパンネット銀行のホームページから発行。
利用代金はジャパンネット銀行の顧客口座から原則として即時に引き落としされる。
今回同社では、スモールビジネスの顧客向けにワンタイムデビットのサービスを開始。
東京都で、同サービス開始についての発表会を行った。
発表会では、同社代表取締役社長の小村充広氏が登壇。
小村氏によると、米国では、クレジットの取り扱いよりも、デビットの取り扱いのほうが、取扱高・取扱件数ともに多く、スモールビジネス向けカード市場においても、2009年の景気後退期においてスモールビジネス向けクレジットは取扱いが減少したが、デビットカードは一貫して成長を持続したという。