LIXILと川島織物セルコンが「建築を彩るテキスタイル展」開催

川島織物セルコンは、2011年8月にLIXILグループ入りしたファブリックスメーカーで、約170年にわたり帯、緞帳・祭礼幕から、カーテン、カーペット、インテリア小物まで様々なジャンルの織物を手がけてきた。
これらの歴史を後世に伝えるため、発祥の地である京都に「織物文化館」を開設し、国内外の染織品や古書の他、今まで手掛けてきたプロジェクトや商品の下絵、試織など約16万点を所蔵している。
このほど、川島織物セルコンのグループ入り1年を機に、LIXILが運営するギャラリーにて企画展を開催。
川島織物セルコンの収蔵品を通じて、テキスタイルの技術と表現がいかに室内空間の近代化とデザインの多様性に貢献してきたかを紹介する内容となっている。
展示されるのは、パリ万博(1900年)に出品した「群犬」試織、国内初の企業博物館「織物参考館」のほぼ実物大のレプリカと模型など。
さらに展示に併せて、「LIXIL BOOKLET」も発売する。
定価1,890円(税込み)。
「建築を彩るテキスタイル展川島織物の美と技」は、LIXIL ギャラリー大阪会場で6月18日~8月23日まで開催。
時間は10時から17時まで。