「もう一人の勝者」と賞賛。カクテル国際大会で日本代表が健闘
日本からは、2月に開催の日本大会で優勝した新井洋史氏が代表として出場した。
第9回目を迎える同大会には、世界38ヶ国から総勢40名のバーテンダーが集結。
「世界一のバーテンダー」のタイトルをめぐってカクテルの技を競った。
日本代表の新井洋史氏(BAR猫又屋)は、キューバンカクテルと日本文化の融合を表現したカクテル2種を披露した。
1つは、作家 ヘミングウエイの愛したカクテル「パパダイキリ」からアイデアを得て、神前式の儀式 “三三九度”のスタイルを用いた『ジャパ ダイキリ』。
もう1つは、コーラゼリー、炭酸パウダー、ライムジュース、「ハバナクラブ セレクション・デ・マエストロ」を口の中で混ぜ合わせて同時に味わう新感覚のカクテル『ゼリー キューバリバー』。
高度なカクテルメイキングの技に加え、蒸し暑い会場で審査員におしぼりや日本の扇子を渡したり、江戸切子のグラスを使ったサービスなど、随所に日本らしい「おもてなし」の心が表現されたプレゼンテーションに審査員や観客から高い評価を得た。
グランプリは、フランスのバーテンダーJulien Escot(ジュリアン・エスコ)氏が受賞。
一方、技術は高評価されつつも時間超過の減点のみで日本代表の新井氏は決勝進出を逃した。
結果を真摯(しんし)に受け止め、審査員や観客に感謝の意を表す紳士的な姿に、同大会実行責任者のマイケル・メネゴス氏は「新井さんの人間性こそがキューバン カンティネロ(バーテンダー)のあるべき姿」とたたえ “もう一人の勝者”として特別に決勝後のステージに招待した。
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