三菱、ミニバン「デリカ」シリーズを一部改良して発売
三菱自動車は22日、コンパクトミニバン「デリカD:2」、5ナンバーミニバン「デリカD:3」、小型商用車「デリカバン」を一部改良して発売した。
デリカD:2は、特別仕様車の「S AS&Gホワイトリミテッド」2WD車に低粘度のCVTオイルを採用し、CVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減することで低燃費化を実現。
JC08モード燃費消費率は、21.2km/Lから21.8km/Lへ向上している。
またデリカD:2全車に、可変間欠ワイパー、防眩ルームミラー、リヤ乗降用グリップを採用したほか、タイヤおよびアルミホイールを14インチから15インチへサイズ変更、ヘッドレストの大型化やスライドドア補強など安全に関する法規制強化への対応を行い、価格は従来から据え置きとなる154万2,000円から181万5,000円。
エンジンは1.2L DOHC16バルブ4気筒、トランスミッションはCTVを採用し、駆動方式は2WDと4WDを用意。
乗車定員は5名。
デリカD:3とデリカバンは、全車でスライドドアの補強を行って安全に関する法規制強化に対応。
また、デリカD:3はセカンドシート中央3点式シートベルトを新たに採用し、デリカバンはテールゲート内側にハンドルを追加して利便性を向上している。