脇にひと塗りするだけで効果が持続する制汗剤、聖心美容外科が処方
聖心美容外科は、5月1日から全国8院で新しいタイプの制汗剤「パースピレックス」を処方している。
脇にひと塗りするだけで3~5日間制汗効果が長時間持続。
気になる汗やニオイを抑え、ノースリーブやカラーシャツの汗じみを気にすることなく過ごせるという。
同剤は、汗を抑えたい部位(脇、手、足)に塗布すると、主成分の塩化アルミニウムが汗腺内の水分に反応。
汗腺深部に角栓を作りふたをすることで、発汗を物理的に抑制する。
1回の使用で角栓がターンオーバーで排出されるまでの3~5日間の制汗作用があり、毎日塗り直さなくてもよいという。
脇だけでなく、手のひらや足の裏にも使用可能とのこと。
また、角栓が形成される際に生じる微量の塩酸を減退させるため、乳酸アルミニウムを配合。
このため、皮膚への刺激を防ぎ、アレルギーの心配も不要とのこと。
さらに無香料タイプで、男性も気軽に使用でき、女性のフレグランスの香りの邪魔をせず、しかも衣服への色移りや白い筋などが残る心配も不要という。
同外科では、脇や手足の多汗症、軽度のワキガに悩んでいる人、これまでの制汗剤・デオドラント剤では塗り直しが必要だった人、仕事柄、外回りが多い人、スポーツなどアクティブな趣味を楽しみたい人、濃い色のシャツやカットソーの汗ジミが気になる人、ボトックス注射による多汗症治療に抵抗のある人に、特に同剤の使用をすすめたいとしている。